2026年5月予選開催開始

参加者の評価には多様性が必要
2025年日本ベートーヴェンピアノコンクールの全国大会が終わり、結果の発表の点数を見ていると各審査員の先生方が何を重要に感じて点をつけているかが各審査員により重要に思う事柄が異なることがわかる。指導者にはいろいろなタイプがあり、何をもって良い指導者かとの定義は困難である。指導者にも得意な分野が異なるからである。ベートーヴェンなど高度な音楽性を必要としている作曲家の演奏を聴いていると指導者の考えていることがよくわかる。たとえば小さなソナチネのような曲の中に、細かく音楽表現を教えているタイプの指導者、そのような音楽の表現の細かさよりも演奏の美しさを整えているタイプの指導者、演奏のテクニックの高度さが前面に出るように演奏技術に重点がかかっている指導者、音楽を本当に生き生きと表現させている指導者、このように指導者にも得意な分野や重要に考えているところが異なる。ただ、そのプロセスが違うとはいえ、生徒を上手にしたいという目的はどの指導者も同じである。そう考えると審査員にももちろん自分の重要に考えている点があるのは当然であるが、参加者の演奏を様々な角度から評価しなくていけないのだと思う。審査には多様性が必要であると思う。
一般社団法人日本ピアノ演奏協会代表理事 石井愛二
2026.4.6
2026日本ベートーヴェンピアノコンクール要項発表
2026日本ベートーヴェンピアノコンクール全国大会
2026年8月28日㊎
会場:横浜市港南区民文化センターひまわりの郷 <PF>STEINWAY D274
〒233-0002 神奈川県横浜市港南区上大岡西1-6-1
最寄駅:京急本線、横浜市営地下鉄ブルーライン「上大岡駅」下車 徒歩約3分
詳細は参加者に送るスケジュール表の中に記載しています。